海外転勤前に、自分の英語学習経歴について振り返る

岸ユメジです。
海外転勤に向けた英語学習に取り組むにあたり、自身の英語学習の変遷を振り返ってみます。

そして私のレベルを再確認し、今後の学習計画を練ります。
もし私と状況が似ている方がいましたら、今後紹介する学習内容がより参考になると思います。

今の私の英語力

一般的に英語力を数値化できるものといえば、TOEICと英検です。
特にTOEICについては、進学、就職、昇進のための大きな要因となる技能として、日本では一般化していますよね。
私の会社も昇進要件や海外転勤者の要件にTOEICスコアがあります。
なので、まずはこの2つの資格の私の保有について紹介します。

●TOEIC SCORE : 730 (直近に受けたlistening & reading testのスコアです)
●英検 : 準2級(高校生の時に受験)

さて、これで私のレベルのイメージは大体わかるでしょうか?
おそらく、受験経験の無い人にはわからないと思います。
また、私のスコアよりも低い人からしたら「すごいなー」と思うかもしれません。
しかし、既にTOEIC900点台などを維持している人からしたら「なるほど、今この辺りなんだ。まだまだこれからだね」というような感覚でしょうか?

いまいちピンとこない人のために、それぞれの試験について、一般的な情報を述べます。

TOEICとは

まずTOEICですが、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション財団が実施しているprogramです。
HPには「TOEIC® Programとは英語コミュニケーション能力を公平公正に評価する世界共通の基準です」とあります。

世界共通の基準なので、世界中で受験できます。
結果は合否でなく990点満点のスコアで評価され、試験内容は実際のコミュニケーション能力の評価に重点を置いています。
知識としての英語ではなく、ビジネスや日常生活でのコミュニケーション能力を評価するわけです。
この特性があるからこそ、日本企業や学校はこぞってTOEICスコアを人材評価の基準として採用しています。
「TOEIC=使える英語」という認識です。

日本では、英語は勉強するものであって使うものではないという感じの学習スタイルでしたからね。
しかし、SCORE700を超えても、実感としてはまだまだ実用レベルとは程遠い英語力です。
やはり英語学習において、使用できるレベルまで身に着ける=コミュニケーションが取れるようになるにはTOEICだけでは足りないと感じます。

ちなみに、TOEIC Programには以下の5種類あります。
これまで話していたのは日本で一般的に証明として使用しているのは「Listening & Reading Test」です。

●Listening & Reading Test
「聞く」「読む」英語力を測る
●Speaking & Writing Tests
「話す」「書く」英語力を測る
●Speaking Test
「話す」英語力を測る
●Writing Test
※団体受験のみのようです。
●TOEIC Bridge®Test
初・中級者の「聞く」「読む」英語力を測る

ちなみにTOEIC testではListeningのスコアとReadingのスコアが別々で集計されます。
私のスコアは、

●Listening 400~450
●Reading  280~330

といったところです。
目に見えてReadingが苦手ですね。
700点前後を行き来している人にありがちなスコアなのかなと思っています。

私のスコアをHPの説明に照らし合わせ、かみ砕いて紹介すると以下のような紹介になります。

Listening:言っていること大体わかってるみたいだけど、たまに、難しい文法や単語が出てきたときは、やっぱり難しいかな。
Reading:基本的な文法はわかっているし、短い文なら予測しながらでも読めているね。でも、言いかえや情報の関連付けが必要になると推測できないし、難しい単語や普段使わない意味合い、長い文章になると途端にわからなくなるみたい。文法も、ちょっと複雑になると理解できてないみたいだね。

やはり、文法理解、読解力に課題ですね。
700点台というのは、上記のように、非常に中途半端な立ち位置です。

英検とは

次に英検ですが、これは高校時代に取っただけなのであまり参考にはならないと思いますが、一応ご紹介します。

英検とは日本英語検定協会が実施している検定試験のことです。
合格すると資格がもらえます。

HPを見ると、推しているのは以下の点のようです。

●文部科学省が後援していて、学習目的として最適。
●スピーキングを含む4技能を測定できる。
●多くの高校、大学の入試、単位認定で優遇されている。
●世界各国の教育機関でも語学力証明資格に認定されている。

TOEICとの差別化は、一応Speeking試験も一度に受けられることでしょうか。
一応と付け加えたのは、高校時代に受けた英語面接があまりに拍子抜けだったからです。
日本人の面接官(優しそうなおば様)と、中学英語で出来るような短文を、ぽつぽつと話しただけの覚えがあります。
今はどうなのかわかりませんが、当時はこんな試験でSpeekingを評価できるのだろうか? と疑問に思いました。
ちなみに準2級の目安は、「高校中級程度」となっています。

さて、TOEICと英検の説明でずいぶん長くなってしまいましたが、ここからは私の英語学習遍歴を簡単に紹介します。

私の英語学習遍歴(学生時代)

私は勉強については可もなく不可もなくというあまり面白くないタイプでした。
試験があればそこそこ勉強し、そこそこの点をとるというタイプです。
しかし英語についてだけは、ちょっと事情が違います。

中学に入学して初めて触れ合う英語は、勉強のやり方もわからず、非常に困ったことを覚えています。
最初の試験で、アルファベットを順番に書く問題があったのですが、MとN逆に書くという失態を犯し、苦手意識のついたまま赤点街道へまっしぐら。
完全にスタートダッシュについていけませんでした。

そんな私を見かねた両親が私を英語塾に入れます。
塾といっても、住宅街の個人宅で行われているもので、自宅から歩いて10分ほどのご近所でした。
友人と一緒に、いつも遊びながら向かっていたのを覚えています。

結果的に、この塾の指導のおかげで私の英語の苦手意識は払拭されました。
英語は瞬く間に私の得意教科に変わり、中学時代は常に学年トップの点数をとれるようになりました。(念のため捕捉しますが、普通の公立校なので、声を大にして自慢出来ることではありません)

では、塾でどのような学習したかというと、特別なことはなく、ただ黙々と用意された問題集を解きまくるというものでした。
学校の授業進行とは関係なく、中学英語の問題集を一冊渡され、問題を解いて提出する。
先生は黙ってそれを眺め、間違っている個所に印をして無言で問題集を返されます。
私はもう一度問題と向き合って再度回答し、正解するまでそれが続きます。
1冊が終わるとすぐに次の1冊が渡されます。

ひたすらにその繰り返しでした。
解説、授業というのは記憶がありません。
今考えても、すごい教え方だなあと感心します。
そのうち、間違えて問題集を突き返されることもなくなり、ただただ問題を解くのが楽しくなりました。
日本の参考書はどれも決まりきったパターンの問題が多いような気がします。

学校の試験前のみは、教科書を持参し、試験範囲の英文を暗唱、記述できるまでひたすら覚え、発表します。
不思議なことにこれだけで常に100点近い結果を残すことが出来ました。

この塾の先生と、そこに通わせることを決めた両親には、今考えると本当に感謝です。
何をやっても可もなく不可もなく、だった私に、英語が出来る子、という特徴を作ってくれたのです。
また、勉強は、やれば結果が出るものだということもこの時期に体験できたことは良かったと思います。

とにかく、そんな中学時代を過ごしたわけですが、卒業後も順当に、とはいきませんでした。
小中高と運動部に身を置いていたのですが、高校からは部活動が本格化し、勉学はほとんど試験期間のみに詰め込む、というような状況になったのです。

正直、英語については中学時代に蓄えた知識で何とかなりました。
なので、他の教科の勉強を優先させてしまったのです。
それにより、高校での英語の成績は、「特別良い」から、「そこそこ良い」にまで下がりました。
今思えば、その頃から英語に注力して突き抜けておけばよかったと考えることもあります。
しかし、やはり学生時代は5科目合計、平均点を大事にしてしまったのですね。
その後、学生時代は本格的な英語学習からも遠ざかっていました。

私の英語学習遍歴(社会人編)

そして社会人となりました。

それまでは英語に得意意識はあったものの、業務上英会話とは無縁の生活を送っていました。
しかし、入社後数年で、会社に英語学習を支援する制度が出来、英会話に通うことにしました。
制度の中身は、学習内容を問わずTOEICを500点以上取ったものには、学習支援金として10万円を上限に、学習費用の大半が支給されるというものでした。

結果、約12万円で1年間、週1回の英会話に通い、TOEIC500点をクリアして10万円が支給されました。
正直、英会話スクールは全くと言っていいほど英語力の向上にはつながりませんでしたが、「英語を話す」ことに慣れることが出来ました。
この、英会話の是非については、また別の機会に紹介したいと思います。

その後、英語を学習していることが社内で評価され、海外出張(1ヶ月の、外国人を相手にした調整業務)や、海外研修(1ヶ月のホームステイによる英語学習)に抜擢されました。

出張については四苦八苦しながら何とかこなしました。
研修ではアメリカで日常生活を体験したことにより、生きた英語を肌で感じることが出来ました。

どちらも、その経験で英語力が上がったかと問われる微妙ですが、得たものはありました。
それは、英語に対するイメージの変化です。
「学習する英語」から「言語として使用する英語」への認識の変化でした。

当たり前のことですが、日本で学習している英語は全て試験の為の物です。
しかし、言語という特性上、それは使って初めて意味のあるものとなります。
そもそも、人はなぜ喋るのかを考えれば明白です。
文法問題を解くためではありません。
決まりきった問答を繰り返すためでもありません。
相手の意思をくみ取り、自分の考えを述べるため、相手を理解し自分を理解してもらうための道具です。

そして海外赴任へ

これらの貴重な体験により、言語は喋るためにある、コミュニケーションのためにある、ということを強く再認識しました。

そして、忙しく日々の仕事に追われ、今後自分がどのようになりたいか様々考えている最中、シアトルへの海外赴任の話がありました。

上記のような経歴の私は現在、中学の頃のような、トップの成績を収めるなど程遠く、せいぜい日常会話ができる程度の英語力しかありません。
しかし学習すれば結果は出ることや、言語はあくまでもコミュニケーションのための手段であり、大切なのは自分である、ということを知っています。

私は即答で承諾していました。

終わりに

さて、非常に長くなってしまいましたが、ここまで読み進めていただいた方、お付き合いありがとうございました。
これらを踏まえて、海外転勤を控える身としての英語学習を今後紹介していきます。

似た状況の方に、少しでも参考になれば幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

岸ユメジ

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