アメリカは健康志向!?スタンディングデスク率がとても高かった話。 アメリカ出張 part3

アメリカで感じた、外国人の働き方について

アメリカでの出張中、事務所で働く多くの外国人の方をみる機会がありました。
オフィス自体は日本とあまり変わらないように思いましたが、やはりアメリカ、個人プレー感が日本よりも強いように思いました。
デスクは並んでいますが、隣との間にパーテーションがあったり、昇進して偉くなると、そもそも個室が与えられたりと、映画で見たような仕事場になっています。

日本にいると、日本人は勤勉で、まじめで、丁寧な仕事をすると聞くことがあります。
しかし、実際にアメリカで外国人の仕事を見ていると、さぼったり雑談することなく、黙々と仕事に打ち込んでいるように思いました。
まあ、見えないところで息抜きしているのかもしれませんが。

また、勤務時間についても日本の一般的な企業とは違い、完全フレックス勤務で、朝早くから出社して午後になったらもういない人や、昼前に来る人、都合が悪い時は気軽に在宅で勤務する人など、多様な働き方がありました。
これについては、社内だけではなく取引先も同様で、連絡をしても帰社済みであったり、まだ出ていなかったりすることがあります。
米国内でも西部、中部、東部で時差があることを考えると、スピード感をもって仕事を進めたい時などは注意が必要です。
面倒ですが仕方がありません。

残業に対する考え方も違います。
日本では、残業削減が叫ばれて久しいですが、実際のところ多くの会社ではまだその解消には至っていません。
これは、実質的な仕事量の問題もありますが、「意識」によるところが大きく原因になっているように思います。
まだまだ仕事をしていることが尊いことで褒められることであるという「意識」から抜け出せないでいるのです。

反対に、アメリカの私の経験した職場では、残業をするという事は評価の下がることでした。
決められた仕事に対し、余計なコスト(残業代)をかけるという事は効率に問題があるとみなされるわけですね。
私の経験の中では、日本では作業そのものに価値を置き、海外ではいかに効率的に業務を行うかという事に価値を置いているように思います。
おじさん社員が、使い方も怪しいエクセルを使ってちまちまデータ入力を続けたり、若手社員が、誰が見るかもわからないような議事録を事細かくまとめたり、書類の社内承認を貰うまで帰社できなかったり、そんなことでも仕事に昇華され、下手するといまだに評価されるのが日本社会ですね。
言い方を変えると「頑張る」ことに重点を置く日本と「成果物」の内容に重点を置く海外でしょうか?

あまり長く書くと愚痴になってしまいそうなので、脱線はこの辺りで止めますが、とにかく、アメリカでは残業は厳しく制限されていました。
チームの責任者は、チームメンバーの残業時間が増えるとその管理責任を問われるので必死で帰らせます。

その結果、手持ちの業務が残っていても、中断して帰ります。
これは日本にいて、海外の取引先とやり取りをしていると非常に困ることですが、非常に多く発生します。
そもそも、この話は残業に限らず、労働そのものに対する価値観が日本人とはあまりに違うのだと思います。

「どうしてそんなにたくさん働くのか」


インドに行ったときに聞かれた言葉です。
自分でも即答できませんでした。
ちなみにインドではいい歳したおっさんでも、少年のように笑います。

なぜ働くのか?

それは当然お金の為ですが、その時私には、それ以上に、日本人の中には何かがあるような気がしました。
おそらくそれは、労働とは尊いものだ、褒められるものだ、成し遂げなければいけないものだ、という価値観が根源に植え付けられているという事かもしれません。
だから私たちは嫌々ながらも働き、ブラック企業などという言葉が生まれ、無くなることなく今日まで続いているのかもしれません。

事実、繁忙続きで嫌になるときでも、夜中過ぎて会社で働いていても、不思議な充実感を感じることがあります。
サイヤ人が戦闘民族であるのと同じように、日本人は労働民族なのかもしれません。
※成果物が多いかどうかは別としてですが。

などという冗談は置いておいて、外国人は残業をしません。
仕事が残っていても気にしません。
…という事が多いような気がします。

最後に、健康に非常に気をつかっている人が多いです。
休憩時間にランニングをしたり、週末にはジムに通ったり、昼食も驚くほど少食だったりします。
それでも目に見えて肥満体の方もいるので不思議ですが。

そして日本であまり見かけなかった光景に、スタンディングデスクで仕事している様子があります。
立って仕事をしているわけです。
上下スライドするデスクで、立った状態で仕事が出来るようにセットし、PC作業も立ったまま行います。

聞くと運動不足を解消するためという事で、医者から進められたりもするみたいですね。
慣れると頭がすっきりするらしいのですが、慣れるまではとても疲れるそうです。

ちょっと調べてみると、立っている時は通常の2倍以上のエネルギーを使っているらしいので、それは効果がありそうです。
足腰も少しずつではありますが、鍛えられそうですよね。
立ち仕事なら、残業も嫌でさっさと仕事を片づけて帰るようになりそうですし、環境が整えられるようであれば試してみたいのですが、まだ難しそうです。

一度日本でも見かけることがありましたが、その方は腰を悪くして一時的に座ることが出来なくなった方でした。
デスクワークはじわじわと体を痛めているような気がしますし、スタンディングデスク、いい気がするんですけどね。

しかし海外はとても極端な場所。
健康志向な割に、簡単にお菓子とかスイーツが出てきて、みんなよく食べます。
美味しいので、いつも食べすぎてしまうんですよね。

岸ユメジ

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