英語学習の具体的なやり方 ①音読・短文暗唱(瞬間英作文)

前回、海外赴任を控えている中で、英語学習のメインを音読・短文暗唱(瞬間英作文)とすることを決めました。

英語の学習方法を考える【海外赴任を控える人、海外生活したい人】

2017.12.10
今回はそれぞれについて具体的な学習詳細についてまとめます。

音読

音読の目的は、英文を表層的に覚えるだけではなく、それを支えている文法、構文、レトリックを理解したうえで吸収し、自分の中に蓄積していくことです。
意味が理解できた文章を繰り返し口から出していくことにより、単なる知識以上の定着を目指します。
要するに、生きた英文を理解し、繰り返し喋って頭の中に英語感覚を作ります。

具体的なやり方は、以下の方法を実践します。

①テキストを読み解き、文構造を完全に理解する
②テキストを見ながらのリピーティング×5回
③音読×15回
④テキストを見ないリピーティング×5回
⑤シャドーイング×5回
⑥以上の流れを、テキストを通して全文行った後、2週、3週と繰り返し行い、体に定着させる

※リピーティングとは
音声を流し、センテンスごとに区切りながら、流れた音声を繰り返し喋ることです。
※シャドーイングとは
音声を流しながら、少し遅れて同じ音声を喋ってついていくことです。

この学習方法の肝はやはり喋ること。
繰り返し行うことで英語的感覚を身に着けることができます。
英文から日本語変換を介さずに直接脳内イメージへと結びつくようになるまでひたすら行います。

また、毎回読解のプロセスを踏みますので、リーディングに必要な文法解釈、語彙の向上も見込めます。
ただ、音読のテキストは今の実力よりもレベルの低いものを選ぶようにし、あくまでも英語知識のストックを増やすことに焦点を置きます。

最初のテキストとしては、音読トレーニングのために編集されたぴったりの教材「森沢洋介(著) みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング」を使用します。

短文暗唱

音読学習では英語を受け入れ、英語ストックを増やすのに対し、短文暗唱は英文を即座に作るための回路形成を目的とします。
これにより、「瞬発的に英語を話せるようになる」ことを目指します。
要するに、「知っている」文法構造を、「無意識に出来る・話せる」技術に昇華します。

前提としての進め方として、以下を念頭に置き取り組みます。

①簡単な文を数多く作る。
②スピード、滑らかさを重視する。
③暗記しない。
私を含め多くの方が必要としている英語は、実はそれほど高いレベルではありません。
別に翻訳家になりたいわけではなく、生活やビジネスに必要最低限のものを習得することが第一です。

要するに、簡単な文を瞬間的に正確に作り、口から発して相手に伝えることです。
私は英会話やホームステイに取り組む機会がありましたが、相手の言葉は聞き取れるのに、自分の意思を伝える事が出来ず、もどかしい思いをたくさんしました。

それは、知識としての文法構造が、瞬間的に取り出し可能な感覚として体に刷り込まれていないからなのです。
この学習はとても簡単な教材を使います。
プライドを捨て、単調な学習を続けなければいけません。
しかし、効果は先人たちが証明しています。

また、この段階では、とにかく英語的な組み立て方を身に着けることが第一なので、テキストは難しい単語が入っていないものが好ましいです。
文構造は同じなのに、単語がわからないからと、いちいち辞書を引いていたら時間が無駄になってしまいます。
語彙が増えてくれば、同じ文章に入っている単語を入れ替えるだけで十分対応できます。

以下の3段階のステージで取り組みます。

ステージ1 中学英語の文法項目ごとに身に着けます。
ステージ2 項目をシャッフルして瞬発力を上げます。また、1つの文に2つの要素があるものも対象に含め、応用力を上げます。
ステージ3 中学英語以外、難しい表現や単語についても取り組みます。大学受験用構文集から始まり、自分の好きなテキストで行います。
内容は、「This is a pen.」から始まるレベルを体にしみ込ませます。
中学英語の瞬発力をつけるだけで、迅速なコミュニケーションに不自由しなくなることを期待します。

実際の取り組みは以下のような単純なものです。

①日本語をもとに英作文する 時間がかかるようであれば、すぐに答えをみる
②英文を見ながら何度か口に落ち着け、英文を見ずに瞬時に暗唱出来るようにする。
③全文について流す。引っかかるものは再度口に落ち着ける
※セグメントごとで繰り返し行います。
※2サイクル目からは③のみ実施し、定着の悪いものは再度②を行います。
※セグメント事が完成したら、テキスト全体で流して完成です。
使用するテキストは「森沢洋介(著)どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 」です。
実は以前同じテキストを取り組んだことがあるので、今回しっかりとサイクルをまわし、早めにステージ2へ上がりたいと考えています。

喋ること、繰り返すことが大事

英語は知識としてではなく技術として習得します。
野球で例えますが、キャッチボール、素振りをひたすらに繰り返し体に覚えこませるのです。
ボールの投げ方、バットの振り方をどれだけ知っていようが、体がその動きをできるようにならないと、それは使いようのない知識で終わってしまいます。
これはすべての技術に言えることです。

それを体得するためには、やはり効率的な実戦練習が必要です。
英語の場合、それが音読、短文暗唱(瞬間英作文)となるのです。

おわりに

今回はここまでです。
紹介した内容が学習のメインとなるので、ここで触れていないほかの学習項目(文法問題集/精読・多読/語彙強化/リスニング/会話)については、別で紹介したいと思います。

既に述べたように、音読と短文暗唱は全ての英語技能の向上ができる非常に効率的な勉強方法です。
これを軸に置かない手はありませんね。
それでは。

岸ユメジ

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